ST250の予想買取相場
状態の良いバイクの業者間取引市場での買取時点6ヶ月間の取引成立価格は
初期モデル 型式NJ4AA 最高買取価格 90,000円 買取平均価格:42,000円
E-Type 型式NJ4CA 最高買取価格 180,000円 買取平均価格:56,000円
程度良好のST250なら、買取相場は4.2~9万円前後となります。
程度良好のST250E-Typeなら、買取相場は5.6~18万円前後となります。
スズキ ST250とは?

2003年にスズキが発売したシングルスポーツとしてのオートバイです。
250ccネイキッドのスタンダードモデルのバイクです。
ロングセールスを続けていたボルティーの後継車として、基本コンセプトはそのままで、4バルブから2バルブのエンジンに変更して発売されました。
エンジンの性能のダウンによって、部品点数の削減や価格を抑えるなどのメリットがありました。このエンジンはグラストラッカーにも使われています。
実馬力は19psと非力ですが、低速でも乗りやすくバランスがいいです。パワーがなくても不自由を感じさせない走りができます。
シンプルな単気筒エンジンのためメンテナンスが楽で、鼓動もよく、楽しく乗れるバイクです。
手軽に乗れて日常使用に適した乗りやすいのが特徴でハイスペックやスピードを目的にはしていません。
シンプルで実用的なところがこのバイクの良いところです。
ST250の人気の秘密
デザインはシンプルで日常的に使いやすいバイクです!
軽量で扱いやすいために、少しの外出でも乗ることができます。取り回しがしやすいために女性でも運転ができます。
足つき性や燃費も抜群でツーリングに出かける時も活躍しますので、女性のライダーが多いのも特徴です。
ST250の空冷SOHC2バルブエンジンは、低回転で威力を発揮します。軽快な運動性と素直なエンジンによってスポーツ走行を楽しむことができます。
ただ、高速道路など100km/h以上になりますと、振動が多くなりバランスが悪くなるので運転に注意が必要です。あまりスピードを出すことは安全のためしないほうがいいです。
2008年以降からST250は廃止されて上位モデルであったST250 E-Typeとの統合となりました。こちらのモデルのほうがオススメです。
高級感のあるメッキパーツを使用したボディデザインとデコンプ式キックレバーが標準装備され、タンクもグラデーションペイントが施され美しいです。
インジェクションが導入され、触媒マフラーに変更されるなど環境性能もアップしました。
燃費の良さと中古価格が比較的に安いため通勤用に使われることもあります。
もともと安くて頑丈なバイクでしたが、ライバルが同じコンセプトでオートバイを発売していることでその優位性は薄れてきています。
ST250の年代別モデル
初期モデル 型式NJ4AA(2003年~2007年)
空冷単気筒4サイクル・SOHC2バルブエンジンを搭載しています。
E-Type 型式NJ4CA(2004年~)
08年マイナーチェンジをしています。08年モデル以降のST250 E-typeはスペックから外観のすべてに大幅な改良が施されています。
2017年に惜しまれながらも日本国内仕様の生産終了しました。
ST250を高価買取のポイント
シンプルな単気筒エンジンなので不具合が出ることは少ないです!
メッキパーツを多く使っているE-typeは錆に弱く、錆の少なさが外観のポイントになります。
初期モデルの査定価格は厳しい状況にあります。あまり大きな期待は禁物です。
後期E-Typeのバイクの状態がよければ、高価買取の期待が大です。錆や外装の色褪せが出ている車両が多いので、外装の綺麗さもポイントです。
2016年モデルのフォックスオレンジメタリックカラーが特に人気がありますので期待が持てます。
価格がこなれていいてアフターパーツも多いのも特徴です。社外品コンチハンドルに変更するとゆったりと運転ができます。
ST250のカスタムに関してはマフラーやウインカー、ハンドル程度のカスタム車が多いと思います。
カスタム車でも、ノーマルパーツを保管している時は、必ず買取査定の時にお伝えください。査定額が上がります。
消耗品もブレーキディスクは編摩耗していないか、タイヤならどのくらい残っているか、チェーンならサビで作動不良を起こしていないかなどをチェックします。
車体の構造上、転倒や立ちごけをした場合フレームに傷がついてしまう可能性が非常に高いため不動バイクや事故車両でも買取可能です。
動かないバイクや事故車でもバイクカインドではどこよりも高価買取をいたします。廃車のST250でも、パーツを使用できる場合は買取もできますので、まずはお気軽にご連絡ください。東京・埼玉・神奈川・千葉の関東と大阪・兵庫・京都の関西にご自宅まで無料出張査定にお伺いいたします。